初めてさんの糸紡ぎ
こんにちは、糸紬です。
今日はちょっと糸を紡ぐ話を。
・・・なんてたいそうなことは言えないですけどね。
「初めてさんは、こうしたらいいですよー」という話ではなく、私の友達が初めて紡いだときはこうでした、という話です(^^)
よく、「初めての糸紡ぎはスピンドルで」と聞きますが、安く手に入るからかな?と思います。
買えなければ手作りするのも楽しいですしね。
ちょっと前にネットで見たのは、
ドロップスピンドルを教える側が回して、初めてさんは繊維を引き出すことに集中すれば意外に簡単に紡ぐことが出来る、というものでした。
で、友達と試してみたんです。
私がぐるっと回して友達が繊維を引き出す・・・
・・・回転に手が追いつかないそうです。
そうこうしているうちに「ドスッ」と落ちるスピンドル・・・。
ならば!
と、サポートタイプを用意。
しかし、サポートスピンドルは手の中で回転をさせるので、それを持続させるのが難しく・・・。
そこで登場したのが、チャルカです。
うちにあるのは、アナンダさんのオープンチャルカで基本的には綿専用です。
でも別に羊毛が紡げないわけではないですよ?
ただ両手で羊毛を扱うわけにはいかないので、そこのところがちょっと難しくなりますけど紡げます。
そう、右手で回して左手で羊毛の調節をするのです。
考えるだけだったらこれが一番難しい気がするのですが、やってみると意外や意外。
チャルカが一番楽にできたようです。
手順の問題ですね。
回しながら、羊毛を引き出さなければいけないと私は思っていたんですけど、彼女は違いました。
チャルカを必要なだけ回す。
回したら、両手で羊毛の撚りのかかった部分を引き出す作業をする。
そうしたら糸が出来ちゃう(≧▽≦)
チャルカは回し続ける必要もなく、勝手に逆回転もしないし、撚りが足りないからといって落ちることもないし。撚りが十分に入っているかもゆっくり確認できる。
一つ一つ落ち着いて作業が出来ることがポイントのようでした。
ナルホド・・・。
目から鱗ってこのことだなと思いました。
楽しむだけなら、どんな方法だっていいんですよね。
思い込みってよくない(>_<)
ではでは、また
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