きっちり量るとこんなに違う
こんにちは、糸紬です。
わたくし、常々思っていたのです。
デジタルの量りって、けっこうアバウトなんじゃないかと。
たとえば、1gを量るとして
きっちり1gを量るのは、けっこう至難の技じゃないでしょうか。
綿や羊毛を目盛りを見ながら、そーっと、そーっとのせていくと、いつまでたっても1gにならないと言う不思議。
えー?
と思い、のせたものを「ワシッ」とつかんでおき直すとすでに1g。
おいおい。
たぶん、1gに限りなく近い1gと、2gに限りなく近い1gがあるんです。
でも、そこはこちらにはわからないんです。
数字が変わらないから。
アナログな量りだと、針が指すところが1gと2gの間なのか、1g丁度なのかが一目でわかります。
で、何が言いたいのかというと
その1gが命取り!!
えーと…
糸を紡いで双糸にして50gの糸が欲しいときには、まず、25gの羊毛を二つ用意します。
で、出来るだけ同じ太さになるように紡ぐのですが、そもそもの25gが1g弱ずれていると、どんなに同じ太さに紡いでも、出来上がりの糸の長さが全然違い、撚りあわせたら片方がめちゃめちゃ余るという事態に(*_*)
それで私、買ったんですよ。
0.01まで表示してくれるデジタルの量りを。
一番いいのは、昔ながらの天秤だと思うんですよ。
理科室とかにあったやつね。
重りできっちり量れるし。
でも、高いんですよ。
で、新しい量りできっちり量って紡いだら
糸は1メートルちょっと余っただけでした。
やだすごい、私(*≧∀≦*)
じゃなくて、きちんと量れるっていいな、と思った次第です。
というわけで、
ではではまた~