アルパカを洗う・私流
こんにちは、糸紬です。
今日はとてもよく晴れたので、先日購入してきたアルパカを洗うことにしました。
私流のやりかたなので、とてもざっくりですのでフェルト化しない保証はありません(^^;
まず、こちら。
袋に入ったままのアルパカの原毛(上)と、広げたもの(下)です。
上の写真ではとりあえず新聞紙二枚を広げてみましたが、やはり足りなかったので、四枚にしました。
全体的に茶色ですけど、薄い所と濃い所のある原毛です。もう、ふわっふわっ。
これを一通り広げつつ、少しずつの塊にしてつかみ軽く振りながら大きなごみや、二度刈りで短くなった毛などをおとします。
ざっくりと落としたら、場所を台所に移します。
大きめの鍋に給湯器のお湯(50度くらい)を張り、原毛を一つかみずつ入れお湯のなかで泳がせながら水分を浸透させつつ、細かい砂などの汚れをおとします。ざるに入れて水けをきっておきます。
つけては引き上げ、つけては引き上げ、腰にくる作業が続きます。
先ほどの袋に入っていた1.3キロを全てお湯洗いを終えたところです。
アルパカは羊よりは、汚れが少ないのでこれで終わって脱水して干す方もいますが、私は洗剤を入れて洗います。
原毛洗いの洗剤として売られているモノゲン(固形)
原毛の重量の5%~10%ぐらいを用意して、お湯に溶かします。
脂汚れが少なければ7%ぐらいでいいと思うのですが、外で原毛をいじっていたときに思ったより手がべたついたので、今回は10%です。
私は原毛を、できれば一気に一頭分を洗います。房の形を残したいとか、ちょっと丁寧に洗いたいときは300gくらいが限界です。
毎日少しづつもいいんですが、そうはいかない日もあったり、休みじゃないと夜に室内干しになったりするのもなんとなく・・・(^^;
ので、一気に片づけます。
それで、大量の原毛をどのくらいの洗剤液につけるかというと
45ℓのごみ袋一袋分です。
給湯器のお湯とお鍋で少し高めにしたお湯を混ぜて、だいたい80度くらいにして、そこに溶かしたモノゲンを混ぜ、原毛をつけます。
このまま1時間放置します。
今頃の時期にこれをやると、ずっとお湯を使っているので暑い暑い*1
アイスでも食べながらまちましょう。
一時間たったら、袋の中からそっと少しづつザルにすくいあげます。いじってしまうと、フェルト化の原因になりますので。全部ザルにあけたら、今度も給湯器のお湯をなべにはり、少しずつつけては引き上げ、つけては引き上げ・・・。
水が濁らなくなるまですすぎます。
といっても、私は二回ぐらいで終わりにします。
そしたら、あとは脱水をして新聞紙の上に広げて乾くのを待つだけです(^^♪
・・・出来上がりの写真はありません(^^;
茶色のアルパカなので洗っても最初に広げたものと変わらない感じなので、いいかなと。
羊だと劇的ビフォーアフターな感じになっておもしろいんですけどね(^^)
というわけで、私流の洗い方でした。
あまり参考にはならないと思いますが、こんなにざっくり洗ってる人もいるんだな、と思っていただければ(^^)
最後までお付き合いありがとうございました。
ではでは、また。
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*1:+_+